スキー、アウトドア、旅行、カフェ 原動力は、あなたの「好き」。「遊びをもっと楽しくする」さまざまな仕事

カナディアンダイニング「WHISTLER Cafe」運営

2006年12月、苗場スキー場(新潟県湯沢町)にオープンした「ウィスラーカフェ」は、
カナダとスキーをテーマにしたレストラン。
白いドームテント型のユニークなスタイルで、苗場に来たことがある方なら、その姿は印象に残っているかもしれません。

WHISTLER Cafe

2022年からは、「苗場たき火フィールド」として、夏季営業もはじめました。
ウッドデッキに設置した北米スタイルのグリルで楽しむ「バーベキュー」と、専用のたき火台を使った「たき火体験」を提供しています。
もちろん、オープン以来、人気メニューのチキンウイングやプティンなど、カナダにあるパブの定番料理も味わえます。

夏季と冬季の営業期間前には、新しいメニューの試作や広報用写真の撮影、ポスターやメニューブックの制作、仕入れ業者さんとのやり取り、店内やフィールドのメンテナンスなど、さまざまな準備を進めます。

営業がはじまると、日々、調理や接客業務が中心に。
その合間には、料理の仕込み、食材やドリンク類の発注、予約状況の確認、スタッフのシフト作成なども並行して行います。

こういった通常の飲食店業務だけでなく、夏には、たき火の準備やタープの設営、冬は店舗周辺の雪かき(写真は数年前の除雪作業です!)などなど、アウトドアフィールドにあるからこその実務も、幅広くこなします。

ちなみに冬は苗場だけでなく、新潟県南魚沼市にあるスキー場「舞子リゾート」(ウィスラーカフェ)、そして上越新幹線の駅に直結したスキー場「GALA湯沢」(KOMEKOクレープ)と、合計3店舗の飲食店を冬季限定で運営しています。

夏も冬も、みなさまのお越しをお待ちしております!
[ 店舗名 ]
カナディアンダイニング「ウィスラーカフェ」苗場
[ 営業期間 ]
夏営業(7月中旬~11月上旬)、冬営業(12月中旬~4月上旬)
[ 詳細はこちら ]
ウィスラーカフェ 苗場たき火フィールド

このお店を担当するスタッフにインタビュー

リゾートサービス事業部
エリアマネージャー
川原 学

Q. この「ウィスラーカフェ」は、どのようにスタートしたのですか?

A. もともと、弊社の代表が「スキー」と「カナダ」が大好きで、とくに北米を代表するスキーリゾート、ウィスラーのアプレスキーの雰囲気に惚れ込んでいまして。滑った後にスキーブーツを履いたまま、麓にあるバーでビールとチキンウイングで乾杯! というスタイルで、これをぜひ、日本のスキー場でも味わいたいと、カナダをテーマにしたレストランを苗場スキー場にオープンしたのがはじまりです。
私自身は、冬季限定のアルバイトスタッフとして、3シーズン働いたことがきっかけでCASTに入社し、現在はリゾートサービス事業部のエリアマネージャーを務めています。

Q. 入社後、研修でウィスラーに行ったそうですが、印象的な思い出はありますか?

A. やはり世界的なスキーリゾートとしての規模の大きさに感銘を受けました。ゲレンデは広大で、とても1日で滑りつくせないという印象です。また、スキー場の麓にはホテルや飲食店が建ち並ぶ「ビレッジ」が広がっており、板を持って軽やかに歩く人たちを眺めながら、実際にアプレスキーも楽しんでみました(笑)。誰もが笑顔で、楽しさがあふれている雰囲気でしたね。

Q. 街中にある飲食店との大きな違いは何ですか?

A. 立地を見ていただければ一目瞭然ですが、夏は大自然の中に、冬はゲレンデのベースにある、というのがいちばんの違いです。アウトドアやウインタースポーツが好きな人にとって、そのまっただ中な環境といえます。さらに、お客さまと共通の「好き」なものがあるのも特徴ですね。自然と会話も弾み、距離感も近くなります。滞在中、何度もご来店いただく方も多くいらっしゃいます。
また、カナダの中でも「ウィスラー」というスキーリゾートをコンセプトにしている点では、唯一無二といってもよいのではないでしょうか。チキンウイングやプティンなど、とくに現地で食べたことのある方には、懐かしい味を思い出していただける場所ですね。

Q. 今後の目標や、お店の新しいこころみなどあれば、教えてください。

A. 積極的に店舗を増やし、事業を拡大していきたい…といいたいところですが、そうすることによってウィスラーカフェのオリジナリティーが薄れてしまうとなると、元も子もありません。またシンプルに「飲食」だけに固執してしまうと、それはそれで単調でつまらないという思いもあります。
これまでスキー場をメインに飲食店を運営してきましたが、そこで得た知識や経験を活かしつつ、少しずつでも日本各地にあるリゾートにも視野を拡げ、飲食店だけでなく、他の事業との融合を目指し、CASTにしかできないユニークさを大切にしながら進めていきたいと考えています。

Photo: Tomohiro Watanabe

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